40㎡台と50㎡台
40㎡台の物件
価格の問題をクリアーするために、都市型のマンションでは、専有面積を狭くせざるを得ない物件がほとんどです。都心のある物件では、売れ筋価格の3000万円台にするために、専有面積を40㎡前後にして、2LDKなどの表示にしています。
こういう物件は職業上、夜勤や深夜業務の多い人が購入するようです。狭いが、通勤時間や深夜のタクシー代のことを考えると得策だと考えているのでしょう。
大事なのは、どういった用途に使うかということです。用途もあまり考えないで、利便性が高いという理由だけで買うのは避けたほうがいいでしょう。
40㎡台の部屋は基本的にはシングル向きで、二人住まいでは窮屈かもしれません。
50㎡台の物件
専有面積50㎡強くらいのところを、3LDKにしている業者がありますが、こういう物件は無理があります。
3LDKの間取りならば、いくら狭くても60㎡台は必要になります。しかし、それでもまだ窮屈に感じますから、3LDKには70㎡台はなければ開放感のない間取りになります。
50㎡台のファミリータイプでも、都心にあるからこそ、かろうじて我慢できるスペースなのです。この程度のスペースは、本来リゾートマンションの1LDK程度の広さなのです。
郊外でこのスペースのマンションなら、新婚夫婦向けの賃貸型の典型的なスペースです。永住したい方などには、不向きな物件といえるでしょう。