宅配ロッカーと管理体制
留守宅の荷物受け取り
近年、共働きの夫婦が増えてきたこともあり、宅配便の活用はますます盛んになっています。留守宅の荷物を管理人が受け取ってくれるマンションはいいのいですが、そうでないところは大変です。
こういった問題を解消するのが、「宅配ロッカー(宅配便ボックス)」です。宅配ロッカーは、ワンルームマンションでは当たり前になっていましたが、最近では多くのマンションで採用されるようになりました。
留守にしていて隣に荷物を預かってもらったり、逆に預かったときの気遣いの煩わしさが解消されるので、非常に重宝なのです。また、オートロック式で、ロッカーはカードか暗証番号でしか開けることができないので、いたずらされる心配もありません。
このような設備は、今や標準仕様となってきており、購入者への最低限のサービスといっても言い過ぎではないでしょう。
万全の管理体制とは
管理人が夜間や土日の必要なときに不在ということでは、万全の管理体制とは言えません。そこで最近では、土日を含めて毎日管理人が駐在するマンションも出てきています。
ただし、管理人の勤務日数が多くなれば、それだけ管理費が高くなるのが一般的です。高すぎるのも考えものですが、管理体制が良いとなると、長い目で見れば得策かもしれません。
これからの高齢化社会では、毎日管理人がいれば心強いことでしょう。こういう管理人が常駐しているマンションも検討してみてはいかがでしょうか。