マンションの工夫
付加価値
マンションを魅力的なものにするために、近頃は様々な工夫がなされています。その例が、宅配ボックス、トランクルーム、コインランドリーといった様々な設備の設置やサービスの拡充です。
他にもマンションによっては、セキュリティについて警備会社と提携することで、防犯・防災体制を整え、様々なサービスが受けられる物件もあります。
今の時代は、当たり前の機能を飛び越えて、様々な特色を付加することで、マンションに個性を持たせ、それを営業につなげようとします。要するに、他の物件にはない付加価値がついているかどうかが、「売り」の重要なポイントになるのです。
一戸建て感覚
現在では、大抵のマンションで取り入れられていますが、各戸の個別性を確保するために、外廊下に面して玄関ドアがあるのではなく「アルコーブ」といって、少し奥まった形で玄関ドアがつけられています。
隣の玄関が開いているのが見えるのは、ある意味「長屋」的な感覚になってしまいます。アルコーブがあることで、その感覚が緩和されます。
つまりは、一戸建て感覚を取り入れた玄関といえます。また、アルコーブの外側に一戸建てのように門を付けるというのも増えてきました。より一層一戸建ての感覚が味わえます。
一戸建ては門のところにインターホンが取り付けられますが、マンションによっては門の中に取り付けられます。これでは門の役目を果たさないので、インターホンがどこに取り付けられているかも調べておきましょう。