浄水器と接着剤
健康面に便利な浄水器
欧米同様に、日本でも都会の水道水の水源の汚染化が進み、そのままでは飲みづらい状況になっています。そのため、一般家庭では浄水器が普及してきています。これは簡単にフィルターを交換できて、日常の生活にも非常に便利ですし、健康面でも安心できます。
こういったことからマンションでも浄水器があらかじめ設置される傾向にあります。一戸建てと違い、マンションなどの集合住宅では、水はいったん貯水タンクにためたものを使用します。
定期的に点検されていても、カビや錆、異物の混入という問題が発生しているケースもありますので、各家庭での自己防衛として浄水器の設置はマンションでは不可欠といえるでしょう。
体に悪影響を及ぼす接着剤
新築の住居はいいものですが、壁のクロス、フローリング、その他の資材等の接着に、有害な接着剤が数多く使われていることがあります。
この接着剤には無害なものもありますが、なるべく安上がりの材料ということになると、どうしても人体に悪影響を及ぼす有害な接着剤になってしまいます。
その代表格がホルムアルデヒドという物質で、これが使用されていると、人の健康を害する危険があるのです。ですから、マンション購入の時には、どういった接着剤を使用しているか確認する必要があります。
最近では、健康配慮のために、エコウォール材の壁紙やノンホルマリン系接着剤を使用しているマンションも増えてきています。もしも、購入した物件が心配ならば、完成後2,3ヶ月経過してから入居すると、悪影響はほとんどありません。