トイレ・フロア
トイレの設備
ほとんどのマンションでは、価格を安くし、買い手の負担を軽くするために、余分なものはオプション(追加)にしているのがスタンダードです。
マンションを選ぶ際、ウォシュレットなどトイレの快適性、衛生上の問題の解決を図ることを忘れてはいけません。こういった設備は、後から付けると予算の関係で諦める人が多いからです。
ウォシュレットの良さは、使用した人でないとよく分かりませんが、健康上のメリットがあります。例えば、
・洗浄便座は後からでも取り付け可能だが、現在では付いているのが当たり前
・健康上、大変有効である
・痔などで苦しむことが少なくなる
・非常に衛生的である
などがあります。
近頃の新築マンションは、このような設備を標準仕様として設置しているケースが増えてきています。そうなると、この機能がなければ、ユーザー無視か、手抜きなのではないか、と疑われかねません。
段差なしのフロア
家の中でも転倒事故は起こるもので、統計上でも大きな割合を占めています。これは老若男女を問わず、起きているのです。
そういった意味でも、洋間と和室、洗面所と浴室、これらの段差はなるべく無くしたほうがいいと思われます。廊下も、できる限り広くとり、手すりを付けるなどの配慮がなされていることが大事です。
最近のマンションは価格優先で建てられているため、そのような配慮がなされている物件はあまり見当たりません。ですが、これからの永住型マンション選びのことも考えて、事故の起きにくい物件を選択することも大切です。