収納スペースの広さ
ウォークインクローゼット
マンションは収納スペースが少ないという不満を解消するために、最近では、個室ほどの広さはないにしても、独立した大きめの収納スペースとして「ウォークインクローゼット」を設けるマンションが増えてきています。
ただ、半畳や1畳程度のスペースでは、単なるクローゼットにすぎません。できれば、2畳分、さらに3畳分くらいのスペースがあったほうが、使い勝手がいいのです。やはり、名前通りの広さがなくては、その名が泣くというものです。
しかし、独立の収納スペースがあれば何でもいいだろうとばかりに、小さな収納スペースにまで、こういった名前をつけて売り出す業者もいますので要注意です。
専有面積による収納スペース
収納スペースは、そのスペースが作れる広さがあるかどうかで決まります。その点からいいますと、次のように専有面積で収納スペースのでき方が違います。
50㎡台……この程度の広さでは収納スペースは和室くらいだけ
60㎡台……これでも部屋数が増えれば収納スペースは増えない
70㎡台……やっとそれぞれの部屋に収納スペースが作れる
80㎡台……この広さなら収納スペースにも余裕がでる
このように考えると、収納スペースはマンションの専有部分の広さで、ほぼ決まります。そのため、専有面積の狭い物件は、始めから収納スペースは犠牲にされていると考えられます。それを頭に入れて、どの物件を選ぶか検討しましょう。