管理体制とセキュリティシステム
マンションの管理体制
マンションが、一戸建てや賃貸住宅と大きく違うのは管理体制が整っているということです。
管理の形態は、管理業務を管理会社に委託する「委託管理」と、居住者が行う「自主管理」があります。大体は、管理費がかかりますが、委託管理という形態をとっていて、管理会社から派遣された管理人が清掃、管理、修繕などを行います。
また、管理人がいることで、外部からの来訪者も制限されるので、不審人物の不法侵入がある程度は防がれ、入居者は安心して住むことができます。管理人不在でも、警備会社との提携で監視カメラで24時間監視体制が取られているところもあります。
こういった管理体制がしっかりした物件を選ぶと、マンションライフを送る上では安心といえるでしょう。
セキュリティシステム
近頃は、ホームセキュリティシステムが注目を集めています。これからの住まいは、快適さを買うと同時に「安全を買う」ことも重要視されます。
現在の新築大型マンションは、大体がセキュリティ会社と提携しています。防犯体制の完備もユーザーにとっては必要条件となってきているからです。
マンションの安全性は「耐震性」だけではなく、「防犯」という面からも考えなければいけない時代です。そのために、これからのマンションは都市型になればなるほど警備の重要さが増してくることになるでしょう。
いつでも誰でも自由に出入り可能なマンションでは、建物全体での防犯機能がないと生活の安全は保てないという認識が必要です。