ローンと消費税
低金利の内にローンを
近頃、金利が上昇しつつあります。これは当然、住宅ローンを組んでマンションを購入する人にとっては大いに関係があります。金利が大幅に上昇する前に、マンションを購入した方がいいでしょう。
金利が上がるといっても、よく分からないかもしれませんが金利1%のアップは大変な負担になります。例えば3000万円を35年返済で借りた場合、金利3%だと月々の支払いは11万5455円ですが、4%だと13万2832円です。
金利が1%上がっただけで1万7377円も負担が増えるということは、月々、そして35年間のトータルはいくらくらいになるか…あまり考えたくはありません。
ローン金利の上昇がいかに大きいか分かるというものです。
消費税が上がる前に
マンションを購入するときは、いくらか税金がかかりますが、その中に消費税があります。もしも、この消費税が上がってしまったら、マンションを買う人にも大いに影響を与えます。
仮に1%の消費税アップでも建物価格が2000万円あれば20万円も上がってしまうのです。もし、国で税率アップが決定されると、上がる前に買おうという駆け込み需要が発生することが予測されます。
そうなってしまうと、便乗値上げが起きたり、期日前に建物を完成させようと手抜き工事が横行したりと、マンション市場が混乱しかねません。
いずれはマンションを購入するのなら、今のうちに買うのもひとつの選択です。