建設会社と売主
建設施工会社の経営
マンション販売では、大体「青田売り」といって完成前に販売され、実際に見れるのはモデルルームという急ごしらえの空間しかないのが普通です。
実物がちゃんと完成すればいいのですが、問題は施工する建設会社が経営悪化による倒産をしないか、ということです。
マンション選びで大切なことは、売主もさることながら、建設請負の会社に経営難の噂がないかどうかということを調べる必要があります。現状では、株価が100円を割っている業者が施工していれば心配です。経済不況の世の中、何が起こるかわかりません。
売主にも経営不振がある
マンションの販売には、いろいろな業者が参入してきます。ただ、売れなくなると、にわか参入の業者はたちまち経営不振に陥っていきます。
経営不振が噂される会社の分譲マンションは、いかに値段の引き下げがあっても買うのは控えましょう。値下げ物件はそれなりの価値しかないので、購入後後悔するのは目にみえています。
そういった経営不安を見つけるポイントは、
・借金が異常に多い
・銀行などのてこ入れがる
・倒産の噂が絶えない
・親会社が倒産寸前である
・株価が異常に安い
などです。
一部上場のマンション分譲会社の中にも、経営不安が囁かれている会社があります。今の時代では、倒産の可能性はどこでもあるので、慎重さが必要です。
また、小さくても堅実経営の売主もいますので、そういう業者から購入するのもいいでしょう。