予算と頭金
マンションを買うときの予算
マンションを買うにあたっては、まず予算を立てることから始めます。予算に立てるには、購入に必要なお金について理解する必要があります。
例えば、マンションの価格が3000万円とすると、価格以外に税金やローン費用などの諸費用が5%ほどかかります。合わせて、3150万円です。
この額を一括で払える人は少ないでしょう。そこで、貯金などの自己資金から価格の一部を頭金として用意します。加えて、諸費用も自己資金から捻出するのが原則です。
もし、自己資金から用意できない残りの額は、住宅ローンで借り入れることになります。
頭金の額は
マンション価格について、始めに支払うまとまったお金を「頭金」といいます。購入するマンションの価格が決まっている場合は、頭金が多いほど住宅ローンで借りる金額が少なくなります。
では、頭金はいくら用意すればいいのか。よく聞くのが「購入価格の2割以上」です。金融機関によっては、購入価格の100%の住宅ローンを貸してくれる場合もありますが、借りる金額が多いと支払う金利が増え、返済が辛くなります。
住宅ローンによっては「購入価格の8割まで」を融資の限度額としている場合もあるので、頭金は2割以上用意することが望まれます。例えば、マンションの価格が3000万円とすると、その2割の600万円を頭金として用意したいところです。
頭金が多いほど、後々の返済は安心なので、できるなら借りる金額を少なめにしたいものです。