90㎡台と100㎡台
90㎡台の物件
一戸建ての建物面積は、標準的には、100~120㎡ですが、玄関、階段、廊下などにスペースをとられますから、90㎡台のマンションなら実質的に、ほとんど一戸建てと同じといってもいいでしょう。
もちろん、すべてが満足できるとは言えませんが、少なくとも、狭いという感覚からは脱出できるでしょう。このクラスになると価格は、都心までの通勤時間が1時間くらいの地域では、5000万円台以上になります。中古物件なら、4000万円台で購入可能でしょう。
買い換えが難しい時代でも、これだけのスペースがあれば、永住するのに何の問題もないでしょう。
100㎡以上の物件
マンションで100㎡以上ともなれば、そのグレード、広さ、使いやすさ、という点では一戸建てにも負けません。
このクラスの広さでは4LDKが一般的ですが、リビングはもちろん、部屋の広さも8畳が可能になるなど、ゆったりとしたスペースの居住空間が確保することができます。
ただし、部屋の広さを増やすため、収納スペースが部屋の中に出ているような作りのものは、よくありません。そういった点では、部屋も収納スペースも形が整然とした設計のものを選択するのが良いといえます。
このクラスになると、部屋の1つを収納用の部屋にすることもできます。いずれにしろ、これだけのスペースがあれば、工夫次第で、さらに快適なスペースをつくることができます。
要求を上げていけばきりがありませんが、このクラスのマンションが購入できれば、充分な満足感が得られることでしょう。