専有スペース
スペースはどれだけあるか
マンション購入で誰もが見るのは、専有部分の面積がどれほどあるかということです。専有部分とは区分所有法が定める所有者個人が所有する部分、つまり住居内のことで、ベランダやバルコニーは共有部分となります。
では専有スペースが広くなるとどんなメリットがあるかというと、
・居住スペースが広くなる
・家族の共有スペースが広くなる
・風呂・トイレ・洗面所が広くなる
・収納スペースが多くなる
・日当たりの条件が良くなる
・それぞれの部屋が広くなる
・バリアフリーができる
などです。
ですが、大切なことは、生活する際にどれだけのスペースが最低限必要かということです。それは、家族構成によっても異なります。
マンション購入前に、考えておかなければいけないことは、現在と将来の家族構成、資金力などを考えながら、最低限必要なスペースを検討することです。
単身者向きのスペース
近頃、結婚するかしないかは別として、とりあえずはマンションを購入して、シングルライフを謳歌する人が増えています。
そういったシングルライフを過ごすマンションの広さとしては、40㎡前後が適当です。このくらいのスペースの物件なら、一般的なサラリーマンの経済力で購入可能な価格です。
ただ、概して言えることは、40㎡程度の広さでは、間仕切りはしないで、家具によるコーナーつくりをしたほうが使いやすくなります。
マンションはコンクリートの壁で専有部分を区切っているのですから、その範囲内でいかに開放的なスペースを創り出すかがポイントです。