少戸数と超高層
戸数の少ないマンション
マンションは、建物を維持していくために、管理費、修繕積立金といった「共益費」が必ずかかります。
管理費は、管理人の給与や共用部分の水道光熱費、清掃費など。修繕積立金は修繕に充てられるもので、大体長期修繕計画が立てられていて、そのための積立金となっています。
管理費も修繕費も建物全体に対してかかるわけですから、総戸数が少なければ一戸あたりの負担が極めて重くなり、共益費は高くなります。
業者によっては、購入時には割安にしておいて、数年後に「良好な管理のため」と銘打って管理費の値上げを要求してきますので注意が必要です。
購入時に戸数の割りに、管理費が安い場合は、慎重に検討したほうがいいでしょう。
超高層マンション
超高層マンションはの売れ行きは、一般的なマンションに比べると極めて良好です。それは、抜群の眺めの良さと、超高層であることで日常生活に不便が生じないような気配りが、逆に大きなメリットになっているからです。
メリットをあげてみると、
・超高層はその地域のシンボルタワーになる
・高機能・高性能・高仕様のハイグレードマンションであることが多く、住人の満足度が高い
・管理体制やメンテナンスがよい
・超高層では専用部分のほかに、様々な共有のスペースがつくりやすい
・土地の有効利用で周辺の開発も進む
などです。
もちろん、いくつかのデメリットも指摘されていますが、最新の設備やシステムが配置され、マンションライフならではの快適さを増幅しています。住人にとってみれば、そのマンションに住んでいることがステイタスとなるのでしょう。