大型・タウン型
大型高層マンション
超高層物件に次いで人気があるのは、大型の高層マンションです。このような物件は、規模の大きさからくる安定感やグレード感が魅力となっているのでしょう。
また、大規模マンションを手がけるのは大抵、大手の施工会社・不動産業者ですので安心して買えるという思い込みもあるようです。それだけにマンション不況の中でも注目度は高いようです。
さらに、販売戸数が多ければ、共益費の一戸あたりの負担はやはり、軽くなります。しかし、売れ残りが多くて、1割くらいしか売れていないような不人気のマンションでは問題が出てきますから注意してください。
大型高層マンションは、資産価値も比較的安定しています。そして、設備が整い、利便性が良く、環境や立地もよいなど快適性も配慮されています。ただ、メリットがあれば必ずデメリットもあるものなので、それを踏まえて物件を選びましょう。
タウン型
戸数が多いという点では、一棟あたりの戸数が多いということだけではありません。何棟かのマンションが1つの団地として売り出されることもあります。これが、ニュータウン開発型の大規模な分譲です。
タウン型のマンションのメリットは、中庭や公園などが作られ、そこで子どもが遊んだり、そこに住む人達の共通の憩いの場ができることです。敷地内もきれいに整備されます。これは住まいの形態としては非常に好ましく、人気もあります。
タウン型のマンションは、集合としてのグレードを保つことができるので、住環境としての質が高いといえます。マンション購入は、建物のみならず利便性や周囲の環境も同時に手に入れることにもつながります。