部屋の向き
日当たりの良し悪し
西欧では、あまりマンションの向きについて気にしていないようですが、日当たりの良し悪しは生活上非常に重要です。
とくに南向きの部屋がないということのデメリットは、実にさまざまなところに及びます。いかに価格面での魅力があっても、日当たりの悪い部屋を選ぶのは、あまりにも無謀なことです。
値段が安いということで、東向きや西向きのマンションを買ってしまう人もいるようですが、いろいろな弊害が出てきて、後悔するはめになるかもしれません。
マンション選びには、消費者はそれぞれの基準や希望条件をあげるでしょうが、部屋の向きは絶対に見落とさないようにしましょう。
マンション向きの表示
マンションの向きの表示ほど、いい加減で怪しいものはありません。
例えば、部屋が3部屋あって南側にベランダがある部屋があるにしても、、残りの2部屋が北向きであれば、それは「北向き」というべきものです。
それに対して、北側に1部屋あってもほとんどが南側にあるというような場合、「南向き」と表示されても問題はないといえます。
どちらにも向いているととれるマンションは、業者が勝手に決めて表示しているので、実際に図面を見て部屋の配置を確かめ、住んだとき不都合はないかを考える必要があります。
現実には多くの購入者が、こういった点に配慮しないで、何となく購入しているパターンが多いのです。購入した後で、後悔しないためにもしっかり確認するようにしましょう。