南西向きと変形マンション
南西のキッチン
南西という方角は、日照という点では強烈なものがあります。冬はよくても、梅雨から夏にかけては熱気に包まれ、クーラーも効きにくいのです。ですから、台所に関しては避けるべき場所といえるでしょう。
仮にキッチンが南西にあれば、梅雨時や夏場には、うっかり食卓の上に置いたままにしていた食料品が腐ってしまうことがあります。室温が高ければ、早く腐りやすくなるのです。
また、室温が高い場所で冷蔵庫の開閉の回数が多いと、冷蔵庫内の温度が下がりにくくなります。さらに、冷蔵庫の消費電力量がアップし、電気代が高くなります。
それを避けるためには、キッチンが日の当たらないところに配置されているマンションを選択するべきでしょう。
変形型マンション
都心部や市街地などで、狭い土地を活用して建てているような場合は四角形ではなく、変形のマンションが売り出されていることがあります。
大体、こういったマンションは敷地に余裕がなく、駐車場やその他の付帯設備にも数が少ないなど問題点があるはずです。
当然、居住部分(専有部分)も建物の形にあわせて変形します。よって、台形や三角の部屋になりますが、家具が配置しづらく、実用的ではないといえます。
ただ、どうしても都心に住みたい方は、価格と相談の上で変形マンションを購入することがあるでしょう。交通の便がよくて、地価も高いところでは、多少デメリットがあっても、立地のほうでメリットがあれば検討してもいいかもしれません。