部屋の位置・あんどん部屋
どの位置がいいか
マンションの向きは、南向きが人気ありますが、それぞれの部屋(物件)ごとに日当たりは異なります。
マンションが気に入った場合、どの向きを選択するかがポイントとなってくるわけですが、あえてお薦めをあげるなら広告で次のような表示がされている物件です。
・南面3室
・角部屋あり
・広々としたルーフバルコニー
こういった条件を満たしている部屋を選んだほうがいいでしょう。南側、窓が多いというのは通風がよく、充分な採光で日当たりもいい、開放感があります。
あとは価格と相談することになりますが、入居してから後悔しないように、できるだけ太陽の恩恵が得られる部屋を選ぶのがいいでしょう。
あんどん部屋は避けよう
「あんどん部屋」というものがあります。これは、一般的なマンションでかなり見られますが、窓がない部屋のことです。明かりは電灯のみです。
これは、一戸のスペースを縦長にして、それを3LDK、4LDKの間取りをするために、やむを得ずできるものです。真四角に近いものや横長の形にレイアウトすれば、窓のない部屋が作られることはありません。
いわば売る側の都合で、敷地の広さや形の関係で最も経済効率の高い設定にするためにこういう部屋をつくっているに過ぎません。価格は少し割安になるかもしれませんが、購入する側にとっては非常に使いづらい間取りになります。
多くのマンションを供給しているデベロッパーは、こういう部屋はつくりません。こういった間取りの物件には手を出さないほうが無難でしょう。