リバーシティマンション
大手業者なら大丈夫
最近では、埋立地の活用が活発になっています。都心部では、新たにマンションを建設するにも土地を買収したりしなければいけませんし、広大な土地の確保は容易ではないため、臨海地域などの埋立造成地に高層のマンションが建てられるわけです。
都心から人がどんどんいなくなるドーナツ化現象は、夜の都会をゴーストタウン化することになります。したがって、都心での住宅建設は都市対策としても必要になります。
その代表的な動きが、三井不動産の佃島(東京都)の高層マンションです。三井不動産は業界のリーディングカンパニーなので、設計・施工などで問題は少ないといえるでしょう。このような大手業者の建物ならば安心して生活できるといえそうです。
最近はいろんな業者が活発に活動していますが、あまりノウハウの蓄積のない業者や不況で経営難に陥っているような業者が人工島などに建てたマンションは気をつけるべきです。
どうしてかというと、ほんの少しの設計ミスや手抜き工事が大きなトラブルとなる危険性が特に造成地の場合は高いからです。
リバーシティは、運河などで離れているので、大地震が起こったとき、救援が来にくくなります。また、橋が落ちてしまうと交通が遮断されたりする危険性があります。
利便性も高く景色もよく、魅力的なリバーシティマンションですが、メリットがある分、やはりデメリットもあるのです。